Q1長く勤めた会社を辞める決断は、どのようにされたのですか。
二十年以上おりましたので、正直、最後まで迷いました。組織の変更で担当が変わってから、以前とは進め方がまるで違いましてね。人前で強い言い方をされることが続いて、こちらの意見も通らなくなりました。年齢的にあと何年か、という話でもありましたが、このまま我慢して終えるのは違うだろうと。家内とも何度も話をして、最終的には自分で決めました。
INTERVIEWお話をうかがいました
二十年以上おりましたので、正直、最後まで迷いました。組織の変更で担当が変わってから、以前とは進め方がまるで違いましてね。人前で強い言い方をされることが続いて、こちらの意見も通らなくなりました。年齢的にあと何年か、という話でもありましたが、このまま我慢して終えるのは違うだろうと。家内とも何度も話をして、最終的には自分で決めました。
ありました。この歳で辞めてどうするのかと、自分でも思いましたよ。ただ、雇用保険は長く払ってきたものですし、条件によって受け取れる期間も違うと聞いて、まずは正確なところを知ろうと考えました。相談したときに、私の年齢と加入期間で何がどう変わるのかを順を追って説明してもらえたので、そこでようやく現実的に考えられるようになりました。
慣れない書類が多いことですね。会社から届くものを待って、窓口へ出しに行って、また期日までに何かを用意して、という繰り返しです。私はパソコンが得意ではないので、期日の管理が一番の負担でした。次に何をいつまでにやるか、その都度知らせていただけたので抜けずに済みました。自分ひとりでやっていたら、必ずどこかで遅れていたと思います。
こちらが愚痴のようなことを話しても、最後まで聞いてくださったことです。手続きの話だけなら本にも書いてありますが、辞め方が辞め方でしたので、人に話せずに溜め込んでいた部分がありました。そのうえで、制度としてできることとできないことをきちんと線引きして説明していただけた。慰めるでもなく、煽るでもなく、淡々としていたのが私にはちょうどよかったです。
貯金を取り崩す一方だった状態が止まりましたので、気持ちがずいぶん落ち着きました。以前は夜中に目が覚めて家計のことを考えていましたが、それがなくなりました。いまは前の職種にこだわらず、勤務地や勤務時間から探しています。金額は人それぞれですから多いとは申しませんが、次を決めるまでの間を支えてもらえている、という感覚です。
我慢することが仕事だと思ってきた世代ですが、体と生活を壊してまで続けるものではないと、いまは思います。それと、制度というのは自分から動かないと使えません。条件は一人ひとり違いますので、まずはご自身の場合どうなるのかを確認されるとよいと思います。私も、もっと早くに聞いておけばよかったというのが正直なところです。
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